電話相談窓口や日本列島縦断講演会の参加者からよく寄せられる質問
寮生は全体で何人くらいですか?
----国内国外を含め、約100人です。
寮はどこにありますか?
----主には千葉県を中心に山梨県の甲府にもあります。海外では、フィリピン・イタリア・オーストラリアにあります。
海外の寮に入寮したいのですが可能ですか?
----まずは、活動拠点である千葉県の寮に入寮することになります。そこから、福祉・飲食・IT・イベントなどさまざまな仕事体験の中で人との交流を経験するのが、基本的な流れです。ですが、だれもがそれで再出発への一歩を踏み出せるとは限りません。そのような若者や、しばらく国内での仕事体験をした後、本人の希望に沿った話し合いの元、海外での活動をするか決めることになります。
ニュースタートの活動に参加したいのですが費用はいかほどですか?
----ニュースタートでは、金額を一律に設定しておりません。それは、金額を決めてしまう事で一番困っている本人へのサポートが出来なくなる可能性が出てくるからです。そのため、具体的な金額に関しては、ニュースタートと面談していただく際に相談の上、決めております。
なお、ニュースタートではお支払いいただく料金は自分のお子さんの為だけにお支払いいただくのではなく、次世代を担う若者たちに投資をするという考えの元、若者本人へのサポートは当然の事ながら、各活動場所を充実させ、さまざまな体験の場を作ることに利用しております。そうすることが、若者全体が活気づくと考えているからです。
とは言え、目安は必要と思いますので、以下に料金の 目安 を掲載します。
有料見学会
1人1万円。2人目以降5千円。…ニュースタート通信1年間の購読費を含みます。
ニュースタートの活動をもう少し詳しく知りたいという方や、実際に見てから決めたいという方達のために毎月第 2・第4水曜日に有料見学会を実施しております。また、『フリーターモデルトーク』と称して、第 2水曜日の見学会では、ニュースタートの卒業生を招いて、卒業後の進路やNSにいたからこその社会に出てからのメリット・デメリットを話す時間を設けています。
訪問活動(レンタル活動)を依頼する場合
3ヶ月で30万円。…訪問範囲は日本全国です。
遠方だから料金が高くなるということはありません。あくまで目安ですがこの 30万円の中に経費などが含まれている金額です。訪問活動の開始の際面談をしていただき、ニュースタートの考え方をご理解いただいた上で、各家庭の状況で応相談となります。入寮後
入寮に関しては『全員が住みやすく幅広く活動に参加できる様に』というこちらの考えを理解してもらった上で決まります。各家庭の状況で応相談となりますが、 1年間の寮費用は300万円を超える事はありません。
訪問部隊に来てもらいたいのですが、どのようにしたらよろしいですか?
----まずは、事務局との面接を行っていただきます。引きこもる若者の問題は、訪問部隊だけでは決して解決されるものではありません。当然家族だけでは負担になり、問題を抱え込んでしまいます。家族、訪問部隊、そして引き出された若者の受け皿となる若衆宿・仕事体験塾これら5つがあって初めて再出発への一歩が踏み出せると考えています。そのため、事前の面接で十分な話し合いの元、私たちの活動理念を理解していただき、どのように引き出していくかをお互いに話し合う場だとご理解ください。
遠方でも訪問部隊に来てもらえますか?
----活動拠点は千葉県ですが、この訪問部隊は全国各地に訪問しております。入寮した若者は全国から集まっています。
カウンセラーや、精神科医などの専門スタッフはいるのですか?
----ニュースタートの非常勤として医師と、カウンセラーがいます。
ニュースタートのサポーターとして、常にアドバイスをもらえる形を取っており、連絡を取り合っていますので、薬を飲んでいたとしても安心して頂けるようになっています。
薬を常用していますが、入寮可能ですか?
----薬を飲んでいるからだめ、引きこもりではなく病気(鬱病だからだめですか?のような質問を受けることが多々あります)だからだめということはありません。もちろん、実際に病気で外に出られないなど、物理的、状況的に無理な場合もあります。実際に入寮した若者の中には薬を常用しながら活動に携わる若者もいます。活動を続けながら少しずつ減らしていったり、止めたりと自分のペースで薬と上手に付き合いながら活動を続けています。また、入寮した際に、周りに相談する寮生も多いです。まずは事前の面接で十分話し合ってください。
自宅から仕事体験塾に通いたいのですが可能ですか?
----通塾は認めず、入寮して仕事体験する形をとっています。これは、自宅からの通塾では十分なサポートができないことと、なにより大事な若衆宿での仲間との交流ができないことが不十分であると考えるからです。多くの寮生との交流、仕事をともにする仲間や社会経験を積んできたスタッフとの交流をきっかけにして再出発の第一歩を踏み出してください。
雑居福祉村構想って何ですか?
----ニュースタートでは『人間は誰でも、欠点や弱点を持っているもの。だから、お互いが助け合い、支えあいながら暮らして行こう』というスタンスで活動しています。
ですから、『薬を飲んでるから』とか『病気である』とかは、すべて「その人の個性」として考えています。もちろんそんな奇麗事では語れないことも長年活動してきて感じています。
そこで私たちは「雑居福祉村構想」という提案をしています。多世代・異文化交流(乳幼児からお年寄り、障害者と今は呼ばれている人全て、そして異なる文化を持っている外国の方々)を通して、もたれあい、支えあいながら生活できるように、とスローワークで進めているところです。
いろいろと問題は起こる中、あえて皆一緒に共同生活を過ごす事で、自分と向き合い他人と向き合う事=経験・体験として、個人の問題ではなく全体の問題として日々過ごしています。
100%の人間はいないように、絶対という事はありえないと肝に銘じながら、試行錯誤する日々です。
2000年にスタートした行徳に続いて、雑居福祉村第2号として『子育て長屋船橋』を千葉県船橋市にオープンしました。高齢者向けの賃貸マンションの中に保育園があり、そこへひきこもり・不登校の若者が参加し、園児の親御さん、地域の子供会などと交流を持ちながらみんなで子どもを育てています。
もちろん、この形態は雑居福祉村の一形態であり完成形ではありません。今後もさまざまな形態の雑居福祉村を創っていきます。