家族をひらくを活動理念とし、さまざなま活動を通して若者の再出発をサポートしています
NPO法人ニュースタート事務局は1994年9月に不登校や引きこもりなどの若者をイタリアへ送った「ニュースタート・プロジェクト」が起点となっています。学校や他人との違和感のため人間関係が築きにくくなっている若者たちがイタリアの農園で共同生活をおくる事によって人と人との繋がり方を再構築するに至る試みでした。1999年にNPO法人格を取得した後、国内にも若者達が共同生活を体験できる寮(若衆宿)や、仕事が体験できる場所(仕事体験塾)としてデイサービスセンター、託児、何でもお手伝い屋、喫茶店、パソコンを使ったIT事業部を立ち上げ、若者のニュースタートを応援する人間ネットワークづくりを主な活動としています。2002年8月には、初の海外MRをマニラに開設し、日本語学校の開校を目指しています。
2003年1月、喫茶『縁側』2号店を韓国の仁川に開設、5月にはローマに開設し、多くの若者たちが海外で活動を広げています。国内では、「がんばらない あきらめない」をテーマに四国お遍路を60日ほどかけて歩く、四国お遍路 スローウォーク四国88を春と秋の年2回開催しています。
都市の人口増加にともなって核家族化が進行し、親子関係の緊密化が煮詰まるのとは裏腹に地域や友人関係が希薄になり、不登校や閉じこもりの主因になっています。血縁関係だけではなく、地縁や友人関係に家族の構成員をできるだけ露出させる、これを私たちは、「家族をひらく」と称しています。
ニュースタートでは、レンタルお兄さん・お姉さん(若者の訪問部隊)が閉じこもりがちな家族と接触して、こじれた親子関係や不登校・引きこもり問題を抱え込まないよう、社会との接点を作れる機会を提供し、家族をひらく活動の主力になっています。
また、子育て中の親や若者が共同生活をする中で、お互いに助け合い、もたれ合いながら子育てをする、いわば「ひらいた家族」をつくることを目的とした子育て長屋を運営しており、引きこもりや不登校のない家族を目指しています。
○同世代が訪問し、人と関わるきっかけをつくる 訪問部隊
○全国各地からやってくる仲間と共同生活する 若衆宿
○福祉・地域・飲食・情報ITなどの様々な分野を同時期に複数体験できる 仕事体験塾
再出発を目指す若者たちは、これらの3点に支えられながら活動に携わり、その中で人との接し方を学び、繋がりをつくり、自分がしたい仕事をみつけます。自分にはできないことを努力してこなす事も大切ですが、できないことを共に活動する人にお願いする、そうすることが人と接するきっかけにもなり、次の活動へのステップアップになります。